一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ ドイツ政府の公務出張における気候ニュートラルを実現

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.06.10 【情報源】ドイツ/2016.05.27 発表

 ドイツ連邦環境省は、ドイツ政府内による公務出張に伴う気候影響の相殺状況を報告した。連邦政府は、2015年に、今政権の任期期間(2014年から2017年)における全ての連邦機関(14省と58官庁)で実施される飛行機と自動車による公務出張により排出される二酸化炭素を相殺することを決定した。初年となった2014年に排出されたCO2換算13万8038トン分の排出枠は、クリーン開発メカニズムにより削減された。対象となったプロジェクトは、特に途上国において再生可能エネルギーとエネルギー効率を強化するものであり、さらに、持続可能な発展に重点を置くことから、対象プロジェクトの大部分が小規模なプロジェクトとなった。これにより、排出量の削減だけでなく、地域における雇用市場の強化、そして貧困克服に直接寄与するとしている。また、多くのプロジェクトがいわゆるゴールドスタンダードを満たしているという。連邦政府は、気候ニュートラルな公務出張を通じて、気候保護への追加的、自主的な活動に対する重要な政治的シグナルを示すとしている。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース