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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、石油・ガス部門のメタン排出を削減する自主的プログラムを開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.04.14 【情報源】アメリカ/2016.03.30 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、石油・ガス部門のメタン排出を削減するため、企業の自発的な取組を支援する新たなパートナーシッププログラムを起ち上げると発表した。2014年、アメリカは規制および企業の自発的なアプローチによって2025年までにメタン排出量を2012年比で40〜45%削減するというメタン排出削減戦略を発表した。今回のプログラムは、EPAと石油・ガス部門のパートナーシップによってこの戦略を実行に移すもので、参加企業は最優良管理手法を実施することで、操業から発生するメタン排出を5年以内に削減することを目指すという。例えば、参加企業は鋳鉄または保護されていない鋼鉄の配管を交換または改修し、配管破裂によるメタン排出を削減する。またこのプログラムでは透明性が重視され、参加企業はメタン排出削減のための措置や進捗に関する情報を毎年EPAに提出する。起ち上げ時には41社の参加が決まっており、EPAは今後も参加の枠を広げていくとしている。

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