ドイツ　青少年を対象にしたキャロットモブプロジェクトを実施

　ドイツ連邦環境省は、気候保護に取り組む店舗での購買を戦略的に進めることを目的にしたキャロットモブを青少年に広げることを目的にした学校プロジェクトの開始を公表した。
　プロジェクトでは、教員に対するワークショップが行われ、彼らをいわゆる「キャロットモブズ」として育成していく。育成された教員たちが生徒たちと共に、「キャロットモブ」を実施していく。キャロットモブは、選ばれた店舗において、大勢が買い物を行い、一方で、店舗を所有する企業は、この購買によって得られた利益の大部分を、店舗における気候保護に投じることを約束するものである。キャロットモブは、企業における具体的な気候保護対策の実行と持続可能な経済や気候保護に対する青少年の意識改革を結び付けるプロジェクトである。連邦環境省は、プロジェクトに対し、40万ユーロを拠出する。【ドイツ連邦環境省】