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環境ニュース[海外]

カリフォルニア州知事、気候リーダーシップの強化を約束

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.06.29 【情報源】国連/2015.06.16 発表

 カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は、2015年末の国連気候変動会議に向けて、効果的ですべての国に適用される合意を目指す機運を高めるために、カリフォルニア州自身、および他の自治体等と協力して、気候リーダーシップをさらに強化すると発表した。
 カリフォルニア州は、2030年までに温室効果ガスの排出を1990年比40%削減するという、北米で最も高い削減目標を設定している。ブラウン知事は、「カリフォルニアは、間近に迫った壊滅的な変化を回避するために絶対に必要な国際協定や国際的イニシアティブを作るために、他の州や地方、そして中国やメキシコといった国々と力を合わせる」と語った。同席した気候変動枠組条約のフィゲレス事務局長もこれを歓迎し、市町村や企業、投資家など、国以外の主体も気候変動の抑制に積極的な役割を果たすよう求めた。
 ブラウン知事は、2015年5月にカリフォルニア州を含む国内外の12の州で締結した、気温上昇を2℃以下に抑える目標に向かって取り組む協定(アンダー2覚書)の成立にもリーダーシップを発揮したほか、7月の米州気候サミットでもスピーチを予定している。【国連気候変動枠組条約】

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