ドイツ　気候変動に関する普及啓発キャンペーンを開始

　ドイツ連邦環境省は、リマで行われる国連気候変動会議を前に、新しい普及啓発キャンペーンの開始を公表した。これは、青年ブロガーとの対話によって生まれた取り組みであり、インターネットやソーシャルメディアを用い、ネットサーファーや青年層に気候保全への関心を喚起し、気候保全への協働を呼びかける。キャンペーンホームページでは、気候変動について娯楽風に表現したビデオクリップや環境保全に熱心な青年ブロガーのコメントなどが紹介されており、さらに、気候に配慮したクリスマスの過ごし方やフェアトレードといった特定のテーマに関して、毎週、情報や実践的なアドバイスが提供される。キャンペーンは、連邦環境省の国家気候保全イニシアティブの一部として4週間に渡って実施される。広告会社やNGOに運営委託され、150万ユーロの予算が組まれている。【ドイツ連邦環境省】