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環境ニュース[海外]

EU 欧州委員会が動力用燃料の排出源単位や報告義務に関する規定を提案

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.10.22 【情報源】EU/2014.10.07 発表

欧州委員会は、2009年に承認された改正動力用燃料品質指令で定められた義務の実行に関わる提案を承認した。指令では、燃料供給者に対し、道路車両で利用される燃料等のライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量を2020年までに6%削減することを義務付けている。さらに、加盟国によって指定された官庁に、供給燃料の温室効果ガス排出原単位の通達が義務付けられている。今回承認された提案では、ガソリンやディーゼルなど多様な動力用燃料のCO2排出原単位の算出方法が提示されており、燃料ごとに、ライフサイクル全体における排出量に基づく基準値が割り当てられている。燃料供給者には、加盟国に対するCO2排出原単位の報告の際、この基準値を利用することが求められる。また、EU域内の道路交通において使用されている燃料の種類や起源に関する透明性を高めるために、報告書作成段階においても厳格なルールが導入される。情報は、燃料供給者から加盟国に、そしてさらに欧州委員会に報告され、EU域内で使用されている道路交通のための燃料ミックスについての理解が改善される。提案は、理事会において2か月以内に決議、さらに欧州議会で審議される。【欧州委員会】

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