アメリカエネルギー省長官、メタン排出削減への取組推進についてコメント

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.04.10 【情報源】アメリカ／2014.03.28 発表

　オバマ大統領が2014年3月に発表した「メタン排出削減戦略」に関し、エネルギー省（DOE）のモニツ長官は、このメタン排出削減計画を「気候行動計画」の重要部分と位置付け、DOEも積極的にこの取組の重要部分を担っていくとコメントした。既にDOEは、エネルギーシステムからのメタンの排出を削減するため複数の取組をアメリカ内外で実施している。たとえば、天然ガス供給システム（処理、輸送、貯蔵、流通など）からのメタン漏出を削減する優良実施方法の導入促進を目的に一連のラウンドテーブル会合を計画しているが、その初回会合をこのほど産業、州政府、労働者他の利害関係者とともに開催した。今後も、「メタン排出削減戦略」で求められるメタン排出量の測定方法の研究や、費用対効果の高い排出削減技術の開発を継続するほか、有望な政策手段（排出削減や影響緩和に取り組んでいる州政府への技術支援等）の推進のため、国立研究所等の連邦機関との協力を進めていくとしている。【アメリカエネルギー省】