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環境ニュース[海外]

ドイツ 「森林気候基金」において森林湿地帯における気候変動適応対策を調査

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.03.20 【情報源】ドイツ/2014.03.07 発表

 ドイツ連邦環境省は、新しく導入された「森林気候基金」の最初の大型プロジェクトをミュンスター近郊の森林地帯で開始することを公表した。ここでは、4000ヘクタールの森林湿地帯において、気候変動に対する適応能力を高める対策について調査される。自然保護団体である「NABU‐ミュンスターランド自然保護ステーション」が担当する。森林湿地帯は、CO2吸収源として重要であり、今回のプロジェクトでは、これまでの排水システムを廃止し、自然に適した水管理を導入する。これにより、ファイアサラマンダー、ヨーロッパクサリヘビといった種の生息条件が大幅に改善され、生物多様性においても利益が生じるという。今回の調査成果は、他の森林地帯においても導入され、さらに情報提供イベントや森林所有者への研修に使用される。【ドイツ連邦環境省】

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