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環境ニュース[海外]

生物多様性条約の名古屋議定書政府間委員会第3回会合、議定書発効へ準備

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2014.03.14 【情報源】その他/2014.02.28 発表

 生物多様性条約(CBD)の名古屋議定書政府間委員会第3回会合(ICNP3)が、2014年2月24〜28日に韓国のピョンチャンで開催された。会合では、ICNP3参加の各国政府が、議定書発効に備え重要事項を議論し、2014年10月に予定される同議定書初の締約国会議(COPMOP)に向けた提案を採択した。その内容は、議定書が求める遵守の手続きとメカニズム、多国間利益配分メカニズム、クリアリングハウスの実施、モニタリングと報告の要件、能力育成等で、CBD条約事務局は、発効後の議定書実施への強固な基盤が築かれたとしている。
 名古屋議定書は、CBDの3つの目的のひとつ、遺伝資源へのアクセスの機会及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分(ABS)のため、透明性のある法的枠組みを定めるもので、2010年10月に名古屋でのCBD締約国会議で採択された。議定書は50番目の国が批准してから90日後に発効することになっており、現在29カ国が批准している。発効すれば、2011-2020生物多様性戦略計画の愛知ターゲット16が達成されることになる。【生物多様性条約事務局】

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