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環境ニュース[海外]

国連、国連機関の2012年分CO2排出量を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.03.14 【情報源】国連/2014.02.27 発表

 国連は、「Moving Towards a Climate Neutral UN(気候ニュートラル(中立)な国連への移行)」の第5版を公表し、2012年の国連機関は、アメリカ国民の約8万6000世帯に相当する、171万トンのCO2を排出したと発表した。これは、64の国連機関及び世界で約22万5000人の国連職員の排出量を集計したもので、前年と同様、2012年の排出量の50%超を航空機の利用が占めており、オフセットによるゼロ・エミッションの達成が引き続き課題となっている。このような公表は、2007年に潘基文事務総長が公約によって始めたもので、5年目となる2012年は、各機関の本部のみではなくその他の事務所も対象としたため、報告団体数及び対象データ範囲も増加した。本報告書では、各機関の排出量の分析に加え、ISOの認証取得や多言語・双方向遠隔会議システムの導入、コンポストとリサイクルプログラムの導入による廃棄物フットプリントの削減、燃料効率化策の導入など、国連のカーボン・フットプリントを削減するために導入された様々な機関の事例も掲載されている。【国連環境計画

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