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環境ニュース[海外]

デンマーク各政党、気候法案を支持

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.02.20 【情報源】デンマーク/2014.02.07 発表

 デンマーク政府は、議会に提出する気候法案の内容について、保守人民党、社会人民党、赤緑連合との合意に署名した。各党は、2020年までに炭素排出量を40%削減する目標も支持した。
 気候法により、デンマークは初めて法で定められた気候政策を持つことになる。法案は、2050年までにデンマークが、温室効果ガス排出量が最小限の低炭素国家となることを政策目標とし、成長と発展を適切なペースで進めること、目標実現への行動が雇用創出につながるようにすること、現政府が、5年に一回、10年後までの気候目標を定め、その進捗を議会に毎年報告すること等を規定するとみられる。法案はまた、気候評議会の設置も求めている。評議会は独立の立場の専門家で構成され、デンマークを低炭素社会へ転換させる、最も容易で費用のかからない方法について助言する機関である。
 ピーターセン気候・エネルギー・建物大臣は「法案の目標に向かってデンマーク社会を変えることは大きなチャレンジである。この変化を、環境にやさしく資源効率の高いものにし、成長と開発もサポートされるよう、効果的に計画を立てることが重要である。気候法と気候評議会はこれに大いに役立つはずである」と述べている。【デンマーク気候・エネルギー・建物省】

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