ドイツ　グリーン気候基金への3000万ユーロの拠出を公表

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.02.05 【情報源】ドイツ／2014.01.20 発表

　ドイツ連邦環境省は、国連気候変動枠組条約締約国会議で承認されたグリーン気候基金に対し、3000万ユーロの拠出を公表した。グリーン気候基金は、気候ファイナンスの中心的措置として、2011年のダーバン会議で承認されたもの。基金は、発展途上国に対し、温室効果ガス排出量の削減と気候変動の影響への適応を支援するもの。基金の理事会と事務局は、2014年に資金を集め、その後、プロジェクトに対するファナンスを開始する調整に努めている。連邦環境省によって拠出される資金の半分は国連と世界資源研究所が進める「グリーン気候基金レディネスプログラム」に利用され、ベナン、エルサルヴァドル、フィジー、ガーナ、コロンビア、ネパールで実施される対策を支援することになる。さらに、ケニア、フィリピン、ウズベキスタンにおいて対策の準備が進められている。残りの1500万ユーロは、グリーン気候基金に直接提供され、これにより、基金事務局が、迅速に、対象国における準備が開始できるとしている。【ドイツ連邦環境省】