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環境ニュース[海外]

EU・ドイツ 国連気候変動会議の成果を歓迎

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.12.05 【情報源】EU/2013.11.23 発表

 欧州連合がワルシャワで開催された国連気候変動会議の成果を気候変動に対する国際的な戦いにおける前進として歓迎の意を表した。会議では、2015年に採択される新しい気候協定に向けて温室効果ガスの削減・制限に向けた取り組みを各国が提出する時期や2020年までに温室効果ガス削減を進める努力の加速、発展途上国における気候変動によってもたらされる損失や損害に対するメカニズムの創設、また開発途上国を支援する財政手段や熱帯雨林の森林伐採に対する対応、排出量報告の透明性の強化など、国際レベルで既に合意されている多数の対策の実行について合意された。欧州委員会のヘデゴー気候行動担当委員は、「ワルシャワ会議は、2015年のパリ会議で達成すべき成果がどれほど困難なものであるか示す一方で、我々は前進できることを示した。全ての国家が今後、温室効果ガス排出削減に努力し、自国内での取り組みを策定することが必要である。また、気候変動によってもたらされる損失や損害に対するメカニズムの創設が決定したことに対し、気候変動に脆弱な国々を祝福したい」とコメントした。また、ドイツ連邦環境省のアルトマイヤー大臣は、「ワルシャワ会議での合意は、包括的な気候協定に向けた前進を可能にするもの。全ての国家が、今後数ヶ月間かけて、それぞれの課題に取り組まなければならない」とコメントした。さらに、途上国気候変動適応への取り組みを支援する基金にドイツ政府が4000万米ドルの拠出を表明したことに対し、「途上国は、今後、それぞれの義務遵守に備えるために必要な支援を受けることができる」と評価するコメントを公表した。【欧州委員会気候行動局・ドイツ連邦環境省】

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