一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ ポーランド・フランスと共に気候変動に関する緑のワイマール三角連合閣僚会合を開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.30 【情報源】ドイツ/2013.07.15 発表

 ドイツ連邦環境省は、アルトマイヤー連邦環境大臣が、今後の国際気候政策に関する意見交換を目的にした「緑のワイマール三角連合初回閣僚会合」に参加し、ポーランドとフランスの各環境相と対談したことを公表した。ポーランド(2013年11月)、フランス(2015年)は、それぞれ国連気候変動会議開催予定地である。オープンかつ友好的な雰囲気の中で閣僚たちは意見交換を行い、緑のワイマール三角連合共同声明を承認し、さらに、それぞれの気候変動会議に向けた準備において、協働作業を行うことに合意した。国際気候変動交渉では、参加国全ての信頼関係が重要な条件であることから、3ヶ国の閣僚は、既に設定されている2020年までの義務目標は維持されるべきだと見解を示した。また、気候変動を回避するためには、EU及び世界全体で、2020年までに、さらなる努力が必要であることを確認した。2020年以降の取り組みについては、遅くともパリ会合が開催される2015年までに、更なる大幅な削減の合意が成されることを求めている。今年実施されるワルシャワ会合では、特に気候ファイナンスが重要な役割を果たすとみられており、より活用されている金融手段の例として、グリーン気候基金が挙げられた。ワイマール三角連合は1991年にドイツのワイマールでドイツ外務大臣の招待により初めて実施されたもので、EU政策の審議のために他の政策分野においては、古くからこの形式での会合は開催されてきたが、環境分野では初めての開催となった。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース