EU　5月31日　京都議定書批准

　ドイツ及びEUは、5月31日、ニューヨークの国連本部に京都議定書の批准の寄託書を提出する。また、EUの代表者らは、国連事務総長アナン氏に会い、国際的な環境問題にとって京都議定書の果たす役割の重要性について伝える。ドイツからは、連邦環境省事務次官バーケ氏が参加する。
　バーケ氏は、次のコメントを発表した。「5月31日は、温暖化問題にとって歴史的な一日となる。リオサミットから10年、地球温暖化を防ぐために世界規模で取り組む重要な一歩である。我々は、京都議定書を世界サミットまでに発効させるという国際的な目標に貢献した。私は、もう一度、先進国に京都議定書の発効に貢献するよう呼びかけたい。特にカナダとロシアが遅くともヨハネスブルグサミットまでに批准を表明することを待ち望んでいる」【ドイツ連邦環境省】