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環境ニュース[海外]

EU非公式環境閣僚理事会 土壌保護策を支持

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2002.06.05 【情報源】EU/2002.05.25 発表

 5月24日及び25日、スペイン マヨルカ島のパルマで非公式なEU環境閣僚理事会が開催され、欧州委員会が提案していた土壌保護に関するアプローチが支持された。議長国スペインはこのテーマに強い関心を示しており、EUのアジェンダの中でしっかりと位置づけられた形となった。6月の公式な環境閣僚理事会に続き、野心的なプログラムに関する作業がスタートする。プログラムは、あらゆる関係者を含む予定で、土壌モニタリング及び対策を基礎とするアプローチのための提案につながるものとなろう。
 ヴァルストロム環境委員によれば、来年には土壌モニタリングが展開される予定だという。欧州委員会は、土壌保護に役立つ大気、汚泥コンポスト及び廃棄物の埋立に関連した提案も行っていく。現在、共通農業政策の中間見直し作業においても、林業及び農業分野で、どのように土壌保護を推進していくか検討しているところである。
 欧州環境庁が、この週発表した「環境シグナル」報告書によれば、土地及び土壌への圧力はいまだ増大し続けており、特に都市域の拡大に伴う土地の搾取、舗装が圧力となっていると言う。報告書は、いわゆるブラウンフィールドの開発及びグリーンスペースの維持・強化の必要性も強調している。【欧州委員会環境総局】

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