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環境ニュース[海外]

EU 欧州委員会がフッ素化ガス(Fガス)排出量の大幅削減の実現にむけた規則案を提出

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.11.21 【情報源】EU/2012.11.07 発表

 欧州委員会は、フッ素化ガス(Fガス)排出量の大幅削減の実現にむけた現行のFガス規則に替わる規則案を提出し、これにより長期的な気候保全目標の達成に向けた重要な歩みを進めた。今回の規則案により、Fガス排出量は、2030年までに現行レベルの3分の2まで削減することが求められる。さらに、家庭用冷蔵庫など、新規に製造され、気候変動に配慮した代替品が存在する製品に対するFガス利用は禁止される。また、2015年以降、重要なFガス類(ハイドロフルオロカーボン類)の総量を制限し、2030年までに現行の販売量から段階的に5分の1まで削減するとしている。現行規則で定められている該当機器を取り扱う人々に対する教育、機器のラべリング、製造時の報告、Fガスの輸出入等に関しては、新規則においては維持・強化が提案されている。新規則案は、欧州議会と欧州理事会において議論、承認の後、施行手続きに入る。【欧州委員会環境総局】

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