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環境ニュース[海外]

ボン 気候変動枠組条約事務局が旧連邦施設に移転

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.11.15 【情報源】ドイツ/2012.10.31 発表

 ドイツ連邦環境省は、ボンの旧連邦施設への気候変動枠組条約事務局の入居に向けた鍵の譲渡式の開催を公表した。気候変動枠組条約事務局の職員275名は、今後数ヶ月内にここに入居することになる。連邦政府は、世界的な国連キャンパスとしてボンを拡張することを目指している。今回、気候変動枠組事務局が入居する施設は、旧連邦議会であり、既存の建築部分と新規の建築部分の複合的な建物となる。1948年から1953年にかけて建築されたファザードを生かす一方で、新しい建築部分はパッシブハウス基準を達成したものとなり、高効率な断熱素材を用いた窓の利用、ライン川の浸透濾過の冷房・暖房利用、太陽光発電設備による発電、地域熱の利用など多数のエネルギー対策が施される。さらに、大規模なオフィスビルとしては初めて、粘土を内壁に利用する。連邦環境省のベッカー事務次官は、「国連キャンパスとして、ボンはさらに強化された。すでに1000人近い国連職員がボン市内で勤務しており、ボンは、国連の回転盤的な役割を担っている」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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