オランダ政府　CO2排出取引はEU型で

　排出取引はオランダのCO2削減目標を達成するために、効率的で実施可能な望ましい方法だ・・・オランダ政府はCO2排出取引委員会の報告及び社会経済協議会（SER）の勧告に対し、こうした回答を示した。
　CO2排出取引委員会は、住居・国土計画・環境省のプロンク大臣が2000年の夏に設置したもので、1月に検討結果を公表している。一方、10月には社会経済協議会がフォロー・アップ・リポートを提出するよう諮問を受けていた。どちらの勧告も、欧州型のアプローチが望ましいとしていた。
　これらの勧告を受け、政府は、2005年に設立予定のＥＵの排出取引システムに期待するとしている。政府としても、どのようにこの制度をオランダに導入すべきか検討する予定だが、段階的なアプローチが望ましいとしている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】（英語版）