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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、気候変動が沿岸先住民に及ぼす影響に関するシンポジウムを協賛

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.08.01 【情報源】アメリカ/2012.07.17 発表

 2012年7月17〜20日、ワシントンDCのスミソニアン・アメリカ先住民博物館において、気候変動が沿岸先住民の文化にどのように影響しているかを探るシンポジウムが開催される。このシンポジウムは、ワシントン州の沿岸先住民(ホー族、マカ族、キルート族、キノート・インディアン・ネイション)が主催し、アメリカ海洋大気庁(NOAA)等が協賛するもので、アメリカ先住民やアラスカ先住民、太平洋諸島民のほか、気候変動の専門家や政策決定者、NGOなどが参加。今後予測されている気候変動に対して先住民が適応力を増していく方法や、先住民の伝統的な知識を気候変動に関するアメリカの科学や教育、ガバナンスに取り入れる方法なども話し合われる。
 沿岸に住む先住民は、その地域の気候変動やその影響、あるいはその変動への適応方法などについて、何千年もの間引き継がれてきた知識を持っている。また氷河の融解や居留地の冠水による高地への移住等、既に気候変動の影響に対処している例もある。世界中で気候変動への適応方法が模索される今日、彼らの経験はきわめて貴重で役立つと期待されている。【アメリカ海洋大気庁(NOAA)】

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