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環境ニュース[海外]

ドイツ 第3回ペータースベルク気候対話が終了

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.07.31 【情報源】ドイツ/2012.07.17 発表

 ドイツ連邦環境省は、アルトマイアー連邦環境大臣と国連気候変動枠組条約会議次期開催国であるカタールのアル・アティーヤ副首相の招待により、7月16日、17日に、第3回ペータースベルク気候対話を開催したことを報告した。非公式閣僚会議であるこの会合には、31ヶ国の代表団及び気候変動条約事務局などが参加。短期的に達成可能な気候変動対策やドーハで達成すべき成果について議論が行われた。基調講演を行ったメルケル連邦首相は、気候変動を克服可能なレベルにするためには、気候変動の制限の必要性を強調した。アルトマイアー連邦環境大臣は、会合の閉幕に際し、参加者に対し、気候保全への努力の強化が必要とし、「今日では、多くの国家が、気候保全と排出量の削減に多数の取り組みを行っている。しかし、上限値2度を維持するためには不足であり、さらに取り組むことが必要」とコメントした。さらに、中進国及び後開発途上国の取り組みを評価。また、ダーバン会議(COP17)の結果は、国際気候変動対策交渉において大きな進歩とし、「ドーバでは、ダーバン会議の結果を更に展開する。我々は、2015年までに新しい枠組みを構築したい。ドーバは、全ての国々が交渉に参加するための過渡期となるものにしたい」と語った。【ドイツ連邦環境省】

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