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環境ニュース[海外]

国連本部、アースアワーに気候変動防止を願い1時間消灯

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.04.19 【情報源】国連/2012.03.30 発表

 2012年3月31日に国連本部は、アースアワーにニューヨークの本部ビルほか世界中の施設で1時間の消灯を実施する。アースアワーは、気候変動の防止を願い午後8時半から1時間消灯する運動で、2007年に世界自然保護基金(WWF)の呼びかけで始まった。2011年のアースアワーには世界135カ国5200以上の市や町で消灯が実施された。世界人口の20%は電力のない地域に住んでおり、今年で参加3年目となる国連は、こうした人々に思いを馳せて消灯を実施する。潘基文国連事務総長は、アースアワーを「万人のための持続可能なエネルギーに向けた我々の意欲を示すシンボル」とし、「未来のために、クリーンで効率的かつ手ごろな価格のエネルギーを確保する必要がある」と語った。潘事務総長はさらに、「アースアワーの共同行動は明るい未来を拓く力になる」として、6月のRio+20会議へと続くこのイベントの趣旨を強く支持した。シャ・ズカン国連事務次長(経済社会局長・リオ+20事務局長)は、アースアワーが持続可能な開発を促す行動の必要性を人々が考えるよい機会になると評価している。なお、アースアワーは、毎年春分の日のおよそ1週間後の夜8時半に行われる。【国連環境計画(UNEP)】

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