欧州議会、温室効果ガスへの更なる厳格な規制を要求

欧州議会では、冷蔵庫等で利用されるフルオロカーボン類の排出削減に対し、欧州連合がより厳格に取り組むべきだとする決議が承認された。気候政策では二酸化炭素に焦点が当てられることが多いが、今回の決議では、その他の温室効果ガス排出に対する厳格な施策は、相対的に安く、早い段階で結果が出る可能性があるとし、欧州委員会が、ハイドロフルオロカーボン排出削減の促進やハイドロクロロフルオロカーボンの利用廃止に向けた提案を行うことを要求している。さらに、欧州連合が、ブラックカーボン（黒色炭素）の排出削減を行うことも決議に含まれている。決議では、ハイドロフルオロカーボンとブラックカーボンに関する対策は、2，3年以内に開始可能としている。【欧州議会】