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環境ニュース[海外]

世界資源研究所、気候変動条約の資金のMRVに関するワークショップを開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.08.23 【情報源】その他/2011.08.09 発表

 2011年6月、ドイツのボンで行われた国連気候変動条約交渉に並行して、世界資源研究所(WRI)は、カンクン合意の資金関連規定のMRV(計測・報告・検証)、特に報告に関する技術的議論のためワークショップを開催した。ワークショップは非公式な議論の場として、途上国、先進国双方の政府や、国連気候変動枠組条約、経済協力開発機構(OECD)、世界銀行などの国際機関、市民社会等の専門家が参加した。
 ワークショップで行われた議論は、
1)条約の下での気候資金の報告の目標、この目標に対するOECD開発援助委員会の情報・報告による貢献、条約がその目標を達成するための市民社会・民間部門の役割
2)カンクン合意の実施のための既存指針の活用
3)条約の下で強化された報告制度を実行可能にするプロセス
 ワークショップでは、この資金についての報告制度を強化していくための、多くの考えや提案が示された。参加者の間で合意できる部分が明らかになるとともに、さらなる作業が必要な部分、締約国会議などによる問題解決が必要な部分も明らかになった。ワークショップの記録(要約)はWRIのサイトでダウンロードできる。【世界資源研究所(WRI)】

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