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環境ニュース[海外]

イギリス、全球平均気温暫定値を公表、1998年に続き観測史上2番目の高温を記録

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.02.04 【情報源】イギリス/2011.01.20 発表

 1月20日、イギリス気象庁とイースト・アングリア大学は、2010年の全球平均気温について暫定的な数値を公表した。平均気温は14.50度であり、これにより2010年は、1998年に続き観測史上2番目に暑い年であったことが示されている。特に太平洋では、高い気温の影響を受けたエルニーニョ現象の発生、続いて低い気温の影響を受けたラニーニャ現象が発生した。また、夏の期間はロシアにおける熱波発生、パキスタンや中国における洪水発生など極端な気候となり、さらに年末には、北ヨーロッパの各地で寒波が発生し大雪が降り、さらにオーストラリア東部では大規模な洪水が発生した。イギリス国内では、1986年以降で最も低い気温を記録し、12月は観測史上最も寒いひと月となった。今月初めには、アメリカ航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙科学研究所(GISS)とアメリカ海洋大気庁(NOAA)が2010年の全球平均気温を公表し、2010年は、観測史上最も暑い一年、または他年と並び最も暑い一年であったことを公表している。プレスリリースでは、今回のイギリス気象庁の公表内容と先の公表内容を比較する表を掲載している。【イギリス気象庁】

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