フランス　地球温暖化に関する100語　アンケート調査の結果を公表

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.12.04 【情報源】フランス／2009.11.25 発表

　第15回気候変動枠組み条約締約国会議を約10日後に控え、フランスで、「コペンハーゲンと気候変動に関する100語」というアンケート結果が公表された。
　このアンケートは、メディアスコピー研究所がアトリエ地球のために実施したもので、同研究所が選んだ100件のキーワードについて、国民に判断してもらった。地球温暖化に対するフランス国民の「意識カード」として披露された。
　アンケートによると、フランス国民は、各国に、現在の行動様式と決別し、環境保護に取り組むよう期待。経済の「衰退」を否定し、グリーン成長のような他の成長モデル（持続可能な農業、再生可能エネルギー、電気自動車など）を目指す方を選んだ。
　また、日々の購買力に影響が及ばないという条件のもとで、地球のために行動することについは準備ができている。汚染者負担の原則の尊重も支持されている。
　さらに、世界環境機関の創設、工業国と途上国の公平といった原則や、地球温暖化問題に関する世界的な協調にも期待している。また、「全ての関係者（世界、欧州、国、地方自治体、企業、農業者等）」がCOP15の挑戦を価値あるものにすると考え、市民として、消費者として参加することの意義をよく理解しているという。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】