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環境ニュース[海外]

イギリス エネルギー・気候変動省がCO2排出削減を宣誓

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.11.13 【情報源】イギリス/2009.11.05 発表

 イギリスのエネルギー・気候変動省は、11月5日、2010年までに炭素排出量を10%削減することを目指す「10:10キャンペーン」に署名し、炭素排出量を削減することを誓った。この誓いを達成するため、同省では、まず、照明・空調・ITシステムなどのエネルギー効率を改善するほか、長期的には、CO2排出量の少ない電力を自ら発電し、ホワイトホールの地域暖房システムと連結することを目指す。
 また同省のロンドン本省は、10月分のエネルギー効率化実績を発表。結果はランクDであったが、同省では、過去1年間にガスの消費量の90%、電気の消費量の22%削減に成功している。各省庁でも様々な取り組みが行われており、外務省では2008年の冬に暖房の設定温度を2℃下げ、3万6000ポンドの節約に成功、また、国家受刑者管理局では風力発電機を刑務所敷地内に設置し、4万4000世帯分に相当する電力を発電している。
 なお、エネルギー・気候変動省では、学校向けの支援策として、地球温暖化に関する子供たちの意識を高め、学校からのCO2排出量の削減を目指す「エコスクール」キャンペーン、公共機関(学校、病院、消防署、地方自治体など)への支援策として、CO2排出削減プロジェクトなどに無利息で融資を行うサリックスプログラムなどを実施している。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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