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環境ニュース[海外]

イギリス 京都議定書目標の約2倍 温室効果ガスを削減できそう!?

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.06.16 【情報源】イギリス/2009.06.05 発表

 イギリス エネルギー・気候変動省は、6月5日、国連気候変動枠組条約事務局に提出する第5回国別報告書を公表。イギリスが、2010年までに、温室効果ガス排出量を1990年レベルから23%削減できる という見通しを示した。これは、京都議定書でのイギリスの排出削減目標(1990年比12.5%減)の2倍近い削減幅となる。
 報告書は、排出削減に向けたイギリスの政策や計画の概要を示すもので、将来の政策も盛り込まれている。今回の報告書では、2050年までに温室効果ガス排出量を1990年レベルから80%削減するという目標を掲げ、そのための道筋を示す「気候変動法」、家庭でのエネルギー効率化を促す包括的なプログラム、再生可能エネルギー拡大や原子力発電、低炭素燃料に関する野心的な計画、自動車や航空機、産業界向けの排出削減目標(EUレベル)などが取り上げられている。
 また、報告書では、12月のコペンハーゲン会議で、排出削減のための国際合意に達することが重要だとしている。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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