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環境ニュース[海外]

イギリス 事業者向け温室効果ガス算定・報告ガイダンスについて協議を開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.06.15 【情報源】イギリス/2009.06.05 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省とエネルギー・気候変動省は6月5日、事業者等が温室効果ガスを管理・削減するのを助けるガイダンスについて、協議を開始した。
 これは「2008年気候変動法」が求めていたもので、事業者の排出量算定方法の国際標準として知られる、世界資源研究所(WRI)と持続可能な開発のための世界経済人会議WBCSD)が作成した「温室効果ガス(GHG)プロトコル」に則り、簡単で分かりやすいカーボンフットプリント算定方法を示している。
 ヒラリー・ベン環境大臣は、このガイダンスによって、事業者のGHG排出量の算定及び報告が容易になることを期待しつつ、企業には、その規模に関わらず、GHG削減に貢献するよう求めた。
 ガイダンス案については、2009年8月7日まで意見を募集し、10月1日までには最終版を公表の予定。
 なお、ガイダンスの遵守は任意だが、政府は2012年4月6日までにGHG排出量の報告を義務づける方針であることから、ラドック閣外大臣(気候変動担当)は、この機会に報告システムを整備する企業は、今後、義務付けられる報告に対応する際に有利だろう と述べた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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