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環境ニュース[海外]

ドイツ内閣 CO2回収・貯留法案を承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.04.14 【情報源】ドイツ/2009.04.01 発表

 ドイツ連邦内閣は、4月1日、CO2の回収・輸送・長期的地下貯留に関する法案を承認した。法案は、CO2の地下貯留に関するEU指令をドイツ国内法に転換するものである。
 同法案は、設備運営者に対し、パイロット設備や実証設備に必要となる計画と投資の安全性を与える。また、これらの設備について、貯留地点で無期限にCO2の保存が可能であることを立証するよう求める。設備運営者は、さらに、人間と環境に対するリスクを予防する、包括的な最新の措置を講じなければならない。
 設備の利用停止から30年後、設備の利用開始から80年後に初めて、設備運営者は、その責任を国家に委ねることが可能となる。
 連邦政府は、2015年に、国内外の実証事業の成果を評価することを目指している。これにより、法律に規定されている高い安全・環境基準がどの程度遵守されたか、炭素回収・貯留(CCS)は技術的・経済的に可能な選択肢なのかといった点が明確になるとしている。【ドイツ連邦環境省】

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