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環境ニュース[海外]

「気候に配慮するビジネスリーダー綱領」賛同者が初会合

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.10.29 【情報源】国連/2008.10.21 発表

 「気候に配慮するビジネスリーダー綱領」の賛同者による初会合が、10月21日、スイスのジュネーブで開催され、企業、市民社会団体、政府、国連機関などから150名以上の代表が参加した。この綱領は、2007年に国連グローバル・コンパクト、UNEP、持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)が協力して打ち出したもので、気候変動問題に対する地球規模の自主的行動のための基盤である。現在、48カ国から300社近い企業が参加している。
 今回の会合では、総会やワークショップを通して、気候変動に関する政策の枠組や優良事例、投資と技術、途上国で生まれつつあるリーダーシップについて討論が行われた。
 また、この綱領に署名している企業に対して、GlobeScan社が実施した調査の結果が紹介され、大多数の企業は、目標設定や気候への影響を削減する自社の能力に自信があるものの、戦略の実施や他企業との経験の共有については、改善の余地があると考えていることが明らかになった。2009年12月のコペンハーゲンでの気候変動枠組条約締約国会議については、ポスト京都議定書体制として、先進国・途上国全てが参加し、妥協が必要でも温室効果ガス削減目標を設定し、企業へのインセンティブや各国の目標達成を支援する実行可能なメカニズムを確立するような合意が求められていることも分かった。【UNEP】

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