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環境ニュース[海外]

COP13/MOP3 各国の反応

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.12.21 【情報源】EU/2007.12.15 発表

 気候変動枠組条約第13回締約国会議・京都議定書第3回締約国会合が12月15日に閉幕したことを受け、各国は以下のようなコメントを発表した。
 気候変動枠組条約第13回締約国会議・京都議定書第3回締約国会合が12月15日に閉幕したことを受け、各国は以下のようなコメントを発表した。
 欧州委員会のディマス環境委員は、「困難な交渉ではあったが、EUの主要な要求に沿った交渉のためのロードマップの合意にこぎつけることができた。アメリカを含む先進国だけで約束について議論するのではなく、途上国の活動についても議論することに合意したものである。共通の観点のもとで活動することにも合意した。これから、本当に困難な活動が始まる。これからの2年間で形成される合意が地球温暖化を危険なレベルにさせないために十分なものであることこそが不可欠である」と述べた。
 また、イギリスのヒラリー・ベン環境大臣は、バリ・ロードマップについて、1997年に京都議定書が採択されて以降、最も重要な合意だと歓迎。全ての国の参加、先進国の排出削減、途上国の相応の貢献という要求事項全てを盛り込んで、また森林減少に関する合意などは期待以上のものを得て、帰途につくことができると述べた。
 ドイツのガブリエル環境大臣は、「実質的な決定を伴った受け入れ可能な妥協を得ることができた。バリの成果は、ドイツやEUが目指していた形にはならなかったが、困難な問題や異なる関心の上での成果であり上出来である。工業国も途上国も気候保護のために努力しなければならない。バリは、第2の議定書に向けた交渉に踏み込む基礎を築いた。バリ会議は、非常に骨の折れるものであったが、真の交渉はこれから始まるといえよう」とコメントした。【欧州委員会環境総局】【イギリス環境・食糧・農村地域省】【ドイツ連邦環境省】


下記アドレス:欧州委員会プレスリリース

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