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環境ニュース[海外]

国際先住民の日 気候変動の影響を憂う

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.08.27 【情報源】国連/2007.08.09 発表

 8月9日は「国際先住民の日」。1982年に、ジュネーブで、国連先住民作業部会の第1回会合が開催されたことを記念して設けられた。この日は、先住民の人々の環境保護への貢献を称える日でもある。2006年6月の人権委員会で採択された「先住民の権利に関する宣言」では、先住民の伝統的な知識や文化を尊重することが、環境管理など、持続可能な開発に役立つという視点が盛り込まれた。この宣言は、国連総会での採択が検討されている。
 また、今年は、先住民コミュニティが特に気候変動の影響を受けやすいことが取り上げられた。UNEPのシュタイナー事務局長は、スカンジナビア半島のサーミの人々が、気候変動問題や生活への影響を国際社会に伝えたことはよく知られていると指摘した。
 国連先住民問題に関する常設フォーラムでは、2008年の議題として、「気候変動、生物文化の多様性及び生活:先住民の管理者としての役割、新たな挑戦」に注目する予定だ。【UNEP】

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