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環境ニュース[海外]

中国 寧夏とCDMは蜜月期に

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.05.17 【情報源】中国/2005.06.09 発表

 APEC・CDM(クリーン開発メカニズム)国際シンポ・プロジェクト会談の後、寧夏CDMサービス・センター理事長張吉生氏は、「今回寧夏の企業3社とイタリア・ガイア社、デンマーク・アポロニア社、日本豊田通商などが銀川ゴミ埋立場ガス発電場建設や大型メタンガス総合利用開発、石嘴山炭坑ガス発電などのCDM事業協定を締結したが、これは始まりであり、今後さらに発展する」と述べた。 2003年始め、寧夏自治区科技庁・発展改革委員会などは、国際CDM執行理事会副主席呂学都、国際CDM方法論専門家劉順徳教授、気候変動専門家林尓達らを指導のため何度も招聘した。同科技庁や同自治区CDMサービスセンターは積極的に国内外の関連機関と連絡をとり、CDMの宣伝に努め、教材を編集し、潜在的CDMの開発研究を行った。2004年4月「中国・カナダ地方(寧夏)クリーン発展メカニズム能力建設モデルプロジェクト協議」が最終決定された。これはカナダが中国省級政府と行う初のCDM活動であり、同自治区初のCDMである。同プロジェクト始動以来、気候変動やCDM関連知識の宣伝活動が展開され、9回のセミナーに700人が参加し、200冊の資料を編集し、専門家チームを育成した。
 現在イタリア電力会社、デンマークDANIDA基金、日本カーボン基金、豊田通商などの国際的な企業が同自治区の風力発電・天然ガス熱電併給事業等に関心を持っているほか、英国政府も気候変動の中国農業への影響に関する共同研究を支援している。【中国環境報】

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