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環境ニュース[海外]

洪水、浸食アセスメントを公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.10.02 【情報源】イギリス/2001.09.19 発表

 エリオット・モーリー洪水防止担当大臣は、イングランドとウェールズにおける洪水と侵食のリスクに関する最新の研究結果を発表した。この研究では、気候変動が、将来、洪水と侵食にどのような影響を与える可能性があるかという予測も行った。
 この研究は、2000年7月に発表された、洪水や海岸侵食の危険に瀕している資産の調査に、追加的な調査を加えたもの。今回は、ウェールズも対象に含め、農業分野の損害の評価、道路輸送障害の影響についても検討した。
 研究結果によると、200万近い所有資産が洪水または海岸侵食の危険にさらされているという。現在の洪水・侵食防止策がなければ、年間損害額は平均で35億ポンド(5950億円)を超えると言われているが、防止策によりその金額は約8億ポンド(1360億円)に抑えられている。イギリス環境・食糧・地方事業省による洪水・侵食防止予算は、昨年度の7,600万ポンド(129.2億円)から、2003‐04年度には1億1,400万ポンド(193.8億円)と、50%の増額が予定されている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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