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環境ニュース[海外]

経済的手法の活用に関する作業グループを設置

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2006.03.10 【情報源】フランス/2006.02.22 発表

 フランスのオラン エコロジー持続可能な開発大臣、ブルトン経済・財務・産業大臣は、2月22日、持続可能な発展に関する政策分野での経済的手法の活用について、作業グループを設置した。これは、同日の首相の要請を受けたものである。
 作業グループの目的は、フランスにおける経済的手法の活用の促進について提案し、また、これらの手段が、欧州および国際的な要求を尊重しつつ、競争力の強化についての要求および環境上の目標とも適合したものとなるよう提案することである。
 現在フランスで広く使われているのは、規制を主とするアプローチだが、排出量取引環境税などの分野で、他国で得られた経験に照らして検証する価値がある。
 作業グループは、国会議員、地方議員、社会団体や消費者団体、環境保護団体などの代表、行政担当者、そして経済の専門家で構成される。事務局は経済・財務・産業省とエコロジー持続可能な開発省が共同で担当する。作業グループは短期間に実現可能な方針を政府に示すため、2006年の夏までに中間報告を作成する。また全体報告書は2007年1月に提出される予定である。
 作業グループでは、今後10年間、最も重要とされる以下のテーマを扱う。
●温暖化対策
●水質に影響する非特定汚染源からの汚染物質の削減
●都市部の大気質の向上
生物多様性及び自然地域の保護
【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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