カナダ政府　気候変動に関する非公式閣僚級円卓会議を開催

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.10.07 【情報源】EU／2005.09.20 発表

　地球規模での将来の気候変動対策について、共通の理解を構築するため、カナダ政府は、9月24・25日、オタワで非公式の閣僚級円卓会議を開催する。
　この会議では、参加の拡大、市場ベースの措置の活用、気候に配慮した既存技術の移転、こうした技術の早期の開発、気候変動の持続可能な発展への統合及び気候変動の避けられない影響に適応するための措置について議論が行われる。会議には、欧州委員会のディマス委員のほか、イギリス、オランダ、オーストラリア、アルゼンチン、デンマーク、インド、日本、メキシコ、ロシア、南アフリカなどの環境大臣らが出席する。
　欧州委員会のディマス環境委員は、各国のポジションを把握するとともに、EUの見解を示し、11月28日から12月9日にかけてモントリオールで行われる「第11回国連気候変動枠組み条約締約国会議及び第1回京都議定書締約国会議」に向けた機運を高めたいとしている。
　なお、ディマス委員は初めてのカナダ訪問となるため、カナダのステファン・ディオン環境大臣と、EU-カナダ間での幅広い環境協力についても議論する。【欧州委員会環境総局】【オランダ住宅・国土計画・環境省】（英語版）


下記アドレス：欧州委員会プレスリリース