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環境ニュース[海外]

アルプス大洪水 ドイツ環境大臣は、洪水予防と地球温暖化防止の強化を訴える

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.09.09 【情報源】ドイツ/2005.08.25 発表

 アルプス地方で発生した大洪水は、ドイツの南バイエルン地方にも大きな被害を及ぼしている。ドイツのトリッティン環境大臣は、この災害に対し、洪水予防と地球温暖化防止の強化を要求する、以下のようなコメントを発表した。
 「この洪水は、地球温暖化が現実のものであることを示している。学者や保険業界は、今後、このような洪水が多々そして集中的に発生することを見通している。ゆえに、洪水予防は、今後、さらに重要となる。2005年5月に施行された洪水予防法は、洪水を予防するための基盤となるものだ。同法に基づいて、連邦州は、今後、全ての河川について、洪水予防計画を策定する必要がある。
 なお、バイエルン州は、洪水予防に関する予算を近年、削減している。しかしながら、洪水予防に投入されたお金は、その何倍もの災害を防ぐことができるのだ。首尾一貫した洪水予防策によってのみ、地球温暖化が我々の社会にもたらす影響を回避することができる。
 地球温暖化防止は、1国のみで実現できるものではない。京都議定書による多国的なアプローチと義務的な取り組みによって、温室効果ガスが削減できる。我々は、特に、アメリカにその責任を果たすよう要求する」【ドイツ連邦環境省】


下記アドレス:2005年8月25日プレスリリース

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