気候計画1周年を記して

　ちょうど1年前に、エコロジー・持続可能な開発省により気候計画（気候変動抑制のための政府行動計画）が発表された。気候計画は、京都議定書上の温室効果ガス削減目標を達成することを目指すもので、関連省庁全体により実施される。
　フランスは、京都議定書上、2010年に1990年の排出水準( 564 MteCO2)を維持するという目標を掲げているが、気候計画は、この目標を上回るCO2　73 Mteの削減を可能にしつつ、排出を安定化するもの。全ての経済部門及び日常生活における対策がまとめられている。
　なお、気候に関する今年の会合は、11月中旬に予定されている。2日間の会議と作業は、既に実施されている対策の総括を作成する機会となる。【フランスエコロジー・持続可能な開発省】