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環境ニュース[海外]

産業界が六フッ化硫黄の自主規制に取り組む

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.08 【情報源】ドイツ/2005.06.21 発表

 ドイツ環境省は、6月21日、産業界による六フッ化硫黄(SF6)の自主規制について発表した。自主規制には、系統運用者協会(VDN)、産業エネルギー・発電協会(VIK)、電気・電子工業連盟(ZVEI)並びにドイツ国内で唯一のSF6生産者であるSOLVAY Fluor社が参加する。
 1,000ボルト以上の電子機器に使用される場合に、自主規制の対象となり、SF6の使用から破壊・回収に関するデータを毎年把握し、取り決められた対策の実施状況を管理する。さらに、該当機器の製造者には、製品の回収義務も発生する。
 SF6は、京都議定書で、削減義務のある温室効果ガスに指定され、温室効果は、CO2の22,000倍以上もある。現状では温室効果の1〜2%を占めている程度だが、オゾン層破壊物質の代替物質としての利用が増えており、追加的な対策を実施しない場合は、かなり増加すると見込まれている。【ドイツ連邦環境省】

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