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環境ニュース[海外]

アメリカとメキシコ国境地域の環境と健康を守る二国間プログラムの活動報告を公表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2011.04.08 【情報源】アメリカ/2011.03.24 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、メキシコ天然資源環境省と実施した「ボーダー(国境)2012」2010年二国間プログラムの報告書を公表した。これは、2000マイルにおよぶ両国国境地域における住民の健康と環境を守るためのプログラムで、大気汚染防止や安全な飲料水の提供、有害廃棄物による汚染リスクの軽減や緊急時対応計画の整備などを目的とし、アメリカの26部族およびメキシコ先住民7グループも参加している。実際には、二国間にまたがる河川流域住民の環境活動への参加と環境意識の向上、テキサス大の協力による交通の大気汚染への影響調査、地元住民の主導による旧式家電リサイクルへの産業界の参画、両国州レベルの連携による液体・固形農薬の回収、部族との連携による環境に関する能力開発等が重点的に実施された。EPAは、本プログラムを、国境および隣接する地域間の協力・連携体制のモデルになるものと位置づけている。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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