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環境ニュース[海外]

田園通行権が保障された道でのバイク、4×4車の利用を制限へ

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2005.02.07 【情報源】イギリス/2005.01.20 発表

 イギリス環境・食糧・地方省は、田園通行権が保障された道における機械式駆動車の利用について、2003年に公衆協議を行ったが、アラン・マイケル地方担当大臣は、2005年1月20日、この協議に対する政府の回答を発表した。また、併せて、「バイウェイ」における自動車の利用に関する調査報告書も公表した。
 この協議は、歴史ある、壊れやすい道でのバイク、4輪バイク、4×4車両などの利用が懸念されていることから、その対策について意見を求めたもの。同大臣は、今回の回答で、法制化により、これらの機械式駆動車の利用を制限する方針を明らかにした。また法令だけでは不十分だとして、利用者層に文化的な変化をもたらすよう取り組むとともに、既存の規制権限を活用し、通行権の保障された道における車両交通の管理に関するガイダンスを示すことも必要だと述べた。法制化は、可能な限り早く行う予定だ。
 回答の主な内容は、以下のとおり。
●車両の利用を管理するため、既存の権限に基づく執行を促進するガイダンス。
●冊子「バイウェイを最大限活用する」を改訂し、車両通行権の管理に関する正しいアドバイスを行う。
●機械式駆動車のための通行権に関する基本的な部分を制限する法令。
●内燃式エンジンが存在する前から馬車専用に利用されてきた状況を終わらせたり、違法利用が進んだりすると、機械式駆動車の通行権が増大する可能性がある。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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