一般財団法人環境イノベーション情報機構
G8議長国の方針固めに イギリス・ドイツ気候変動会議を開催
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.11.24 【情報源】イギリス/2004.11.03 発表
イギリスとドイツにより、11月3日、ベルリンで、気候変動に関する会議「挑戦をともに」が開催された。ドイツ訪問中のエリザベス女王によって開会された同会議には、イギリスのベケット環境大臣、ドイツのトリッティン環境大臣を始め、両国を代表する政治家、経済人、科学者など、約170人が参加した。この会議は、気候変動問題に関するイギリスとドイツの協力関係を強化し、2005年1月からG8議長国を務めるイギリスに、アイデアを提供することを目的としている。イギリスのブレア首相は、会議にビデオでメッセージを寄せ、アフリカ問題と並んで、気候変動問題を重視していく考えを示した。
会議ではいくつかの勧告がなされたが、主なものとしては、国際航空産業及び船運産業を炭素税や排出取引制度の対象にしていくこと、金融部門との協力、G8気候基金のレビュー、中国などEU以外の国との関係の強化、研究協力の強化・拡充などが挙げられる。【イギリス環境・食糧・地方事業省】・【UNEP】
下記アドレス:会議の議長サマリー