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環境ニュース[海外]

エコロジー・持続可能な開発省の2005年予算を公表

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.10.08 【情報源】フランス/2004.09.22 発表

 フランスのエコロジー持続可能な開発省は、2005年の同省の予算案を公表した。これによると、同省の2005年予算は、研究プログラム予算を含めて、8億2500万ユーロ(約1073億円)、2004年の8億5600万ユーロ(約1113億円)に比較し、3.6%減となる。ただし、2005年初めには、補正予算法により、1億4000万ユーロ(約182億円)が加わるため、2005年は2004年と比べて、若干、増加する。
 2005年の予算構成については重要な点が2点あり、一つは、公共歳出の管理のために政府全体としての取組みに参加すること(関連省庁との予算の調整、歳出合理化)、もう一つは、事前に予算の優先順位付けを行なうことである。
 同省の優先事業は、以下の5つである。
気候変動対策として、「気候計画(7月22日発表)」 と「自動車計画(9月21日発表)」に掲げられた事業の実施
生物多様性の保全ナチューラ2000ネットワークの完成と自然遺産行動計画の実施
●水政策の改正
●自然災害・技術災害の防止と公害対策
●環境憲章による持続可能な開発の促進
 なお、これらの事業を実施するため、同省の人員ポストは20増える(+0,6%)。他省庁では人員増が認められたところは少なく、非常に稀な扱いである。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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