一般財団法人環境イノベーション情報機構
スポーツと自然保護活動の連携を訴える
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2004.10.01 【情報源】ドイツ/2004.09.14 発表
9月14日、ケルン体育大学で、シンポジウム「第2回 環境・自然保護とスポーツの対話」が開かれた。ドイツのトリッティン環境大臣は、これに参加し、次のコメントを発表した。「ドイツでは、1500万人のスポーツ愛好家がいると言われている。自然や風景を傷つけずにスポーツを行うための対策は重要である。スポーツと自然保護活動は、良いパートナーシップを築かなければならない。」
この秋、スポーツと自然保護活動の連携をアピールするイベントが、ドイツ国内で開催される。このイベントは、「自然アスロン」と名付けられ、連邦自然保護庁が主催し、多数のスポーツ大学やスポーツ団体が協力して行われる。ドイツの南部の町ベルヒテスガーデンから北部のリューゲン島までの2700キロメートルを、18日間、様々なスポーツをしながら、駆け抜けるものである。スポーツの種類は、自転車やカヌー、ハイキングなどである。また、途中、ロッククライミング、乗馬やダイビングなどのデモンストレーションも開催される。行程には、30以上の国立公園や自然公園、生物保護地区が含まれる。【ドイツ連邦環境省】