一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 人工漁礁に用いられる廃船の前処理に関する指針案を策定
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2004.08.20 【情報源】アメリカ/2004.08.04 発表
EPAと海事管理局(Maritime Administration)は、人工漁礁の造成のため、水中に沈められる船舶の前処理に関する指針案を策定した。この指針案は、廃船管理に係る選択肢を検討する際、海事管理局がEPAに助言を要請し、これに応じてEPAが1年半をかけて策定したものである。指針案「人工漁礁造成用船舶の準備のためのベスト・マネジメント・プラクティス」は、環境に配慮した「船舶造礁」事業の立案と実施のため、一貫した、全国的なアプローチを示す。
許認可当局は、船舶が漁礁として沈められるに当たって、十分に浄化されたかを判断するために、この指針を用いることができる。この文書では、船上にありそうな問題物質が示されており、また、一般的な浄化目標も定められている。
指針案については、2004年10月1日までパブリック・コメントを募集する。【EPA】