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環境ニュース[海外]

ブッシュ政権 州際大気浄化規則案の補足規定を公表 排出量取引を認める

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2004.06.07 【情報源】アメリカ/2004.05.19 発表

 ブッシュ政権は、州際大気浄化規則(Clean Air Interstate Rule)案の補足規定を公表した。この規則は、2004年1月に提案されていたもので、以前は、「微粒子およびオゾンの州間移動を削減するための州際大気質規則」と称されていた。各地域における、微粒子およびオゾンに関する健康基準の達成を促すものである。
 州際大気浄化規則では、アメリカ東部において、NOx及びSO2の排出の大幅な削減を図る恒久的な上限(キャップ)が設定される。今回公表された補足規定は、実施に係る追加的な詳細を示すもので、排出削減目標を達成するために、州などが採用することのできる、発電所の排出量取引キャップ・アンド・トレード)プログラムのモデルなどが示されている。規則の対象となる29州およびコロンビア特別区は、EPAに対し、州全体のSO2およびNOxの排出割当量(すなわち、1月案において示された排出削減義務)を達成する方法を説明する計画を提出しなければならない。EPAは、この補足規定に対するパブリック・コメントを、連邦官報掲載後45日間にわたり募集する。【EPA】

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