一般財団法人環境イノベーション情報機構
連邦政府諮問機関が環境政策における連邦の権限強化を提言
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.05.20 【情報源】ドイツ/2004.05.05 発表
ドイツの環境問題専門家委員会(SRU)は、「環境意見書2004」を発表した。SRUは連邦政府の諮問機関で、2年毎に意見書を提出している。今回の意見書には、以下のような意見が盛り込まれている。【ドイツ連邦環境省】
●環境政策の実行力を高めるために、自然保護、景観保全、河川保全の分野の権限を、州から連邦に移行する必要がある
●産業界の自主計画を中心とした環境対策は、環境政策の実行力の低下を招く危険性がある
●2050年までに、1990年と比較し、温室効果ガスを60〜80%削減することを「拘束力のある目的」として定めることが必要
●騒音対策が不十分