一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPAのパフォーマンス・トラックが投資格付けのクライテリアに
【エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2004.04.13 【情報源】アメリカ/2004.03.26 発表
カルバート・グループ、KLDリサーチ・アンド・アナリティック・・・これらは、EPAのパフォーマンス・トラック・プログラムへの参加資格を、投資格付けを行う際の基準として利用することを予定している、新たな企業である。既に、2003年には、イノベスト・ストラテジック・バリュー・アドバイザーズが、パフォーマンス・トラックに参加していることを、格付けの基準として利用すると公表している。これらは、社会的責任投資(企業の全体的なパフォーマンスの理解のために、経済、環境、社会データを組み合わせるもの)に向けた動きが拡大していることを象徴するものである。カルバート・グループは、自社の社会的責任相互ファンドの投資対象となりそうな企業を特定するため、パフォーマンス・トラックへの参加企業を注視している。KLDは、パフォーマンス・トラックのデータを、汚染の未然防止及び不要な副産物の削減に対する企業の取組状況を評価するために用いている。
パフォーマンス・トラックへの参加施設は、規制上の要求事項を超えたパフォーマンスの達成、環境管理システムの実施、コミュニティとの協働、および環境・人の健康の保護に係る3年間の目標の設定などを自主的に行っている。【EPA】