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環境ニュース[海外]

ドイツ チェコ国境で大気汚染被害

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.05.23 【情報源】ドイツ/2001.05.15 発表

 市民団体「ザクセン市民イニシアチブ」は、ボンにおいて、連邦環境省政務次官Simone Probst氏に、ザクセン州とチェコ国境のエルツ山地付近で昨年11月から続いている大気汚染悪臭被害を防止することを求める1万人の署名を手渡した。
 エルツ山地に沿った多くの都市では、燃料の排ガスや他の化学物質によるひどい悪臭が検知されており、吐き気、頭痛、呼吸困難等の健康被害が報告されている。
また、高濃度のベンゼンが測定され、黒い油性の降水も観測されている。
 連邦環境省は、ザクセン州環境大臣の要請により、チェコ共和国と連絡をとり、これまで4回の専門家会合が行われてきたが、結局汚染被害の原因は同定できなかった。今後は、移動排出源の観測、レーザーによる観測により、原因を突き止めることを試みる、次回の専門家会合は、本年6月に行われることとなった。【ドイツ連邦環境省】

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